一流翻訳者の流儀

Steveのつぶやき

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一流翻訳者の流儀

あれは深夜だったか、明け方だったか。 
ある日、ふと目を覚ましてradikoを聞いていたらインタビューが流れてきた。 
応えていたのは日本人の翻訳家である。 
 
「長編小説の翻訳をするときは、前日までに訳したところを見直しながら進める」 
これが彼のやり方だという。 
 
人間には、日によって調子の波がある。 
これまでの訳文を頭から読み直すことで、質のばらつきに気づき、是正していくことができる。 
 
おおいに納得のいく方法で、深く心に残っている。 
 
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ノーベル文学賞を受賞した英国作家、カズオイシグロの作品を数多く和訳されている土屋政雄氏の話であった。 
 
一流の人には、一流のやり方があるのだ。

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