ある日曜日の夕方ドライブしながら聞いていた某FM放送に貴乃花親方が出ていた。
番組の終りにあたりDJが、「入門した15歳のときの自分に何か言うとしたら何を言いますか」と聞かれて。「踏ん張れと言いたい。頑張れじゃなくて踏ん張れと」
忖度するに、自ら選んだ世界ではあるものの、光司少年に襲いかかった、圧倒的な現実の厳しさの中で負けそうになった当時の自分に対する気持ちであろうか。肉体と魂の存在をかけて頑張れば道は開けると、今は迷いなく語れる、自らの半生。
相撲界をどのように変えていくのか、親方の存在意義は重く、今後の活躍が待たれる。
頑張ってる? 踏ん張ってる? ('13 東京マラソン)